その後DaiGo氏は、謝罪をしましたが謝罪発言の中にも根強い「優性思想」が垣間見え、またもや批判の声が上がりました。
YouTubeの登録者数が240万人を超える彼の発言は、多くの人に影響を与えるものであり、人々の差別意識を助長するものです。
これに対し「映像グループ ローポジション」の飯田基晴監督が、このDaiGo氏の発言に対する反論として、また多くの人にホームレス問題を知ってほしいとの思いから、ホームレスの人たちについての2つの映画を無料公開しています。
この機会に、できるだけ多くの方にこれらの映画を観ていただきたいと思います。
・「あしがらさん」(https://youtu.be/euXpt3bwAq8)
20年以上も新宿の路上で暮らす「あしがらさん」をひとりの若者が見つめ続けた物語。
飯田監督のTweetを引用します。
飯田基晴@iidamotoharu 8月22日
これ以上の犠牲者を出さぬこと、被害者を出さぬことは、支援者や活動家、一部のメディアだけではできません。
「ホームレス」という特異な人間が路上で暮らしているわけではなく、「私」や「あなた」と同じ「ひと」が様々な事情と失意のもと、路上で暮らさざるを得なくなったうえに、いきなり襲われ、時に「いのち」を奪われるのです。 いまここで、できる限り多くの人とともに声をあげなくては、世の中がますますそっちのほうに流れていく。それが僕たちの危機感です。