6月9日(日)第8回通常総会&学習会を開催しました

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 6月9日日曜の午後、八王子駅北口近くのアミダステーションでえがおの通常総会&学習会を開催しました。


 コロナ禍で困る方が増えるなか、ほんとうに多くのみなさまのお力添えをいただいて、フードバンクの活動を続けてきました。2023年度は、コロナの影響だけでなく、世界情勢や円安による物価の驚くほどの高騰で、困窮の度合いはより深刻さを増しているように見えます。困ったときにはどなたでも利用できる「フードパントリー」の延べ利用者数は、2021年度136件、2022年度346件、2023年度597件とうなぎ登りです。
 それだけでなく、えがおの活動を支えてくださるみなさまにも、物価高は大きなダメージを与える形になっていることが推察できます。物価が高騰し始めたこの1年余り、フードバンクに寄せられる寄贈食品も寄付金も減少しています。寄贈食品も、えがおの場合はお米はかろうじて活動に必要な量が確保できていますが、それ以外の食品は、今までの半分、今年に入ってからは 1/3ぐらいの量にまで減少しています。
 このような実態を知っていただき、2024年度の活動をよりよいものにしていくためにみなさまのご意見ご協力をいただき、活動をすすめていきたいと思います。
 総会の議題にそって、説明と質疑応答、採決をおこない、みなさまの賛成をいただき、総会を無事終えることができました。
 また事前におすそ分けできる食品の寄贈をと呼び掛けて、当日ご参加いただいた方々から約22kgもの食品の寄贈をいただきました。まことにありがとうございました。大切に活用させていただきます。

  後半は、堀口凉子氏(元都立大学子ども・若者貧困研究センター、現千葉大学予防医学センター)を講師にお迎えし、「令和4年度八王子市子どもの生活実態調査結果から読み解く子どもたちにとって必要なこと」と題して、令和4年度に八王子市の小学5年生、中学2年生の親子を対象に実施された調査結果をもとに、お話していただきました。
調査結果から
・こどもの体験について
 • こどもの栄養・健康について
 • こどもの学力について
 • こどもの居場所について
 • ヤングケアラーについて
 • 保護者が求める支援サービスについて
わかりやすく解説してくださいました。
 会場からも活発に質問や意見が出され、大変有意義な学習会になりました。
 当日の学習会資料について、ご希望の方はHPの問合せフォームからお申込みください。
メールにてPDF資料をお送りします。
 

 

 

えがお「第8回通常総会」のご案内

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いつもえがおの活動に、ご支援・ご協力いただきまことにありがとうございます。
えがおもスタートしてから9年目を迎えることになりました。
直近のお知らせになりましたが、6月9日(日)13時30分より、フードバンク八王子えがお「第8回通常総会」を開催します。場所はアミダステーションです。
2023年度の活動の報告と、今年度の方針について話し合います。
議決に関われるのは正会員だけですが、総会への出席はどなたでも可能です。
フードバンクの活動に関心をお持ちの方はどうぞお越しください。
 総会のあとには、堀口涼子氏(元都立大学子ども若者貧困研究センター特任研究員・現千葉大学予防医学センター)をお招きして『子どもの生活実態調査から読み解く、子どもたちにとって必要なこと』と題して学習会を予定しています。令和4年(2022年)に八王子市の小学5年と中学2年生の親子を対象に行った調査の分析結果を基に、お話していただきます。ご興味のある方はぜひご参加ください。  
 また当日は、食品の寄贈を受け付ける「フードドライブ」も実施します。
困っている方に食品のおすそ分けを、ぜひお願いいたします。
現在、缶詰やレトルト食品、ふりかけ、佃煮などのおかずになるもの、即席ラーメン、レンジでチンするパックご飯、お菓子などが大変不足しています。賞味期限が2ヶ月以上あって、常温保存、未開封のものをお願いしています。ご家庭におすそ分けできるものがありましたら、ぜひともご協力お願い申し上げます。