えがお冬の子ども応援プロジェクト、無事発送終了♪

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 子どもの貧困を知り、学ぶところからスタートした私たち「フードバンク八王子えがお」は子育て中の家庭を応援したいと思ってきました。昨年度は、発足当時からつながりのある無料学習塾「八王子つばめ塾」の生徒のうち希望するご家庭に食品を送るというプロジェクトでした。
 今年度は、八王子市内の子育て世帯へと対象を拡げてプロジェクトを実施することにしました。とはいえ、お渡しする食品や配送費、諸々の経費をどう確保するのか?捻出するのか?課題は山積みでした。
 幸いなことに、自然派くらぶ生協、東都生協、NPO法人ポラン広場東京の3団体が、子ども応援の趣旨に賛同して、募金や基金を立ち上げて応援してくださいました。また、教職員生涯福祉財団、公益信託オラクル有志の会、生協パルシステム東京の3団体より助成金を戴き、必要な子育て世帯に食品を送ることができました。個人の方で「子どもたちのために」と寄付をくださった方もあります。たくさんの団体、企業、個人の皆さまから寄贈していただいた食品も使わせていただきました。このプロジェクトを応援し協力してくださったすべての皆さまに心より御礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。
 12月22日、全部で128世帯に食品をお送りしました。また栄養価の高い優れた食品を届けたいという思いをこめて食品を選択しました。子どもたちの健やかな成長を願って。

   

  
 

 

全国フードドライブキャンペーン実施中‼

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 10月16日から12月31日まで「全国フードドライブキャンペーン」期間です。えがおを支援し協力してくださる団体で、フードドライブを企画・実施し、多くの食品を寄贈してくださいました。
 (株)ダイエーでは、毎月第3月曜からの1週間フードドライブを実施されていますが、特に10月を「フードロス削減月間」として1ヶ月間にわたりフードドライブを実施、食品を集めてくださいました。
 フードドライブの様子や集まった食品をご紹介します。今回写真を撮りそびれた団体様も多々あり、ご紹介しきれませんでした。NPO法人エンツリー、いきいき福祉会、ハカルワカル広場、SAP北野店・SAP北野ANNEX店と企業・団体の皆さまに毎月ご協力いただいています。次回また画像UPさせていただきたいと思います。
 12月末までキャンペーンは続きます。ご家庭におすそわけできる食品がありましたら、どうぞお近くの『えがおボックス』設置場所か、えがおの事務所にお持ちください。

東都生協
自然派くらぶ生協
コープみらい北野台店
「えがおのおすそわけ」
コープみらい城山手店 「えがおのおすそわけ」

 

 

聖パウロ学園高等学校

全国フードドライブキャンペーン始まります♬

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 わたしたちフードバンク八王子えがおも加盟している「一般社団法人全国フードバンク推進協議会」では、毎年「全国フードドライブキャンペーン」を実施しています。今年は、10月16日から12月31日までの期間です。フードバンク八王子えがおもこの取り組みに賛同し、連携して活動します。この度は女優石田ひかりさんからの暖かい応援メッセージをいただいています。今年度から「食品ロス削減法」が施行され、10月の1ヶ月間は「食品ロス削減月間」、10月30日が「食品ロス削減の日」とされました。

 えがおボックスを設置してくださる団体や、期日・期間限定のフードドライブ実施団体も増えています。えがおの事務所だけでなく「えがおボックス」設置場所でも寄贈食品を受け付けていますので、お近くにありましたらどうぞご利用ください。また市内のダイエー、グルメシティ、イオンフードスタイルの各店舗は「食品ロス削減月間」にちなみ、10月の1ヶ月間フードドライブを実施しています。
 この冬も「えがお冬の子ども応援プロジェクト」実施を予定しています。特にお米や切り餅、海苔、レトルト食品、缶詰など大歓迎です。ご協力よろしくお願い申し上げます。

2019全国フードドライブキャンペーンチラシ表面

2019全国フードドライブキャンペーンチラシ裏面

『えがお夏の子ども応援プロジェクト2019』発送終了しました♪

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 6月に告知・募集した「えがお夏の子ども応援プロジェクト2019」6月27日に締め切り、全71世帯に食品をお渡しすることになりました。
 7月に入ってから準備、28日に申込みのあったご家庭に無事発送しました。

 7月のある日、日野台高校の生徒さんから、夏休み中の探究活動の一環として「フードバンク」について知りたい、ボランティアとして参加したい、とのお電話をいただきました。ちょうどプロジェクトの準備でてんやわんやだったので大変ありがたいお申し出でした。23日に、朝から夕方までずっと袋詰めなど手伝っていただき、またフードバンクについての説明なども熱心に聴いていかれました。どうもありがとうございました。またいつでもいらしてください、お待ちしています。
 

 

 

 

 

 
 さて28日(日)は大変な猛暑のなか、午前中から食品の箱詰め、この日は聖パウロ学園高等学校から生徒さんが参加してくださり、午後までかかるかと思われた作業がスムーズに進み、午前中にすべて終了しました。ひまわりの折り紙カードは、もとはち東ふれあい食堂の野田様の作です。
  聖パウロ学園高等学校には、日頃からフードドライブを実施していただいており大変お世話になっています。また機会がありましたら参加してくださいね。
 今回のプロジェクトには、市民の皆さまはじめ、企業・団体の方々にも多方面からご協力いただいております。(敬称略)
【助成金】
 ・公益信託オラクル有志の会ボランティア基金
 ・教職員生涯福祉財団地域社会活動支援奨励金
【募金】
 ・自然派くらぶ生協「子ども応援募金」
 ・東都生協「未来につなぐ募金」
【食品・物品提供】
 ・マルコメ(株)、(株)宮田、東日本旅客鉄道(株)
       (全国フードバンク推進協議会を通じて)
 ・(株)スーパーアルプス
 ・(有)生活舎
 ・(公財)ベネッセ子ども基金 (ゆめおりファンドを通じてノート提供)
 ・聖パウロ学園高等学校
 ・八王子学園八王子高等学校・中学校
 ・日本聖公会八王子復活教会(フードドライブ&継続的なご寄付)
【企画・募集にあたっての協力】
 ・八王子食堂ネットワーク

  ここに掲載しきれませんでしたが、常日頃よりフードドライブを開催して食品を集めてくださっている数々の協力団体の皆さま、市内のみならず遠く市外から食品を寄贈してくださる多くの方々に支えられて活動できています。今回のプロジェクトにも助成金や寄付で購入したものだけでなく、皆様からの寄贈食品もたくさん利用させていただきました。皆さまに心よりお礼申し上げます。

 この「えがお子ども応援プロジェクト」冬にも企画予定です。今後ともどうぞご協力よろしくお願いいたします。

聖パウロ学園高等学校の生徒の皆さんから 

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 5月24日(金)に聖パウロ学園高等学校の小島先生とボランティア委員会の生徒さんが、えがおの事務所にお越しくださいました。両手に大きな袋を携えて。
 このたくさんの食品は、学内のボランティア委員会の呼びかけで集めたものだそうです。
 
今回の聖パウロ学園のフードドライブについて、小島先生より経緯を記したメールをいただきましたので、ご紹介します。

 GW明けに校内小論文コンクールがありました。
 今回のテーマは「子ども食堂」。
 生徒達は、小論文を書くにあたり、事前に調べ学習に取り組みました。
 調べていく中で、貧困の問題や子ども食堂の現実、そしてフードバンクの存在に
 多くの生徒が行きつき、身近な問題として考えを深めました。

 自分たちにできることを小さなことでもいいから形にしよう、ということになり、
 ボランティア委員会がフードドライブを呼びかけました。各クラス、レジ袋1袋を
 目安に集められるように、と委員会で取り決めました。各クラスのボランティア委
 員が呼びかけたところ、多くの生徒の協力があり、昨年度よりも多くの食品を集め
 ることができました。

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 本日、持参した男子生徒は
 「ああいう方達が活動しているんだとわかりました。
 今日聞いた給食の話とか、ショックです。自分たちには何ができるんだろう」
 等言っており、問題にまた一歩近づけた感じでした。

 お持ちいただいた食品は、集計の結果 136点、18.7kgにもなりました。
まことにありがとうございました。生徒の皆さんに心から感謝いたします。
 えがおのスタッフは、高校生の皆さんからみれば、お父さんお母さんと同じくらいというよりも、おじいちゃんおばあちゃんの年代のほうが多いのですが、またいつでもお越しください。お待ちしています。

聖パウロ学園高等学校の生徒の皆さんから

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 12月7日(金)聖パウロ学園高等学校の先生とボランティア委員会代表の生徒さんが、えがおの事務所に来所されました。生徒さんたちが実施したフードドライブで集まったたくさんの食品を持って。本当にありがとうございました。皆さまのお気持ちを大切に、食に困る方々に届けさせていただきます。
 
 

 

 

 

 聖パウロ学園の先生方は、えがお創設間もない頃から、定例会に出席くださり、昨年もフードドライブで集まった品物を寄付していただきました。そのような経緯から、先月高校1年生の授業のなかで『貧困とフードバンク』というタイトルで、日本での相対的貧困の現状とわたしたちの活動について理事長佐野が話をさせていただきました。
 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と明記された憲法第25条をもとに、福祉が充分であれば生活に困って辛い思いをすることも少ないはずであること、貧困に陥ることはけっして個人の責任ではないこと、それぞれが違いを受け入れ、人としての尊厳を認めあえる社会でなくてはならないと伝えました。また今えがおに多くの方々が寄贈してくださっているのはけっして余って要らないものではなく、お互いさまの心でおすそわけしてくださっている食品であることなどを話しました。

 そのときの生徒さんたちの感想の一部をご紹介します。

 話を聞いて、貧困の生活で困っている人がいっぱいいて驚きました。けどボランティアのフードバンクで少しでも貧困生活で困っている人がたすかればいいと思いました。だから私も困っている人をたすけたいと思った。もし、憲法が守られていたら貧困はなくなっていたのかな?
 話を聞く前、私はフードバンクはとてもすばらしい団体だなと他人事のように思っていました。ですがお話を聞いている中でフードバンクの大変さなどが分かりました。またボランティアだということも知り、もう少し市や国がフードバンクをたすける補助などをしてもいいんではないかと個人的に思いました。貴重なお話をきけて良かったです。
 私はフードバンクという団体をいままで知りませんでした。また、子どもの貧困について、真剣に考えなくてはならない重大な問題だということもあまり認識していませんでした。世の中には私みたいに知らない人が意外にいると思います。なのでもっとフードバンクや子どもの貧困について、世の中にアピールしていけば、貧困で苦しんでいる人の力になりたいという人が出てきて、少しでも変えることができるんじゃないかなと、話を聞いて強く思いました。

 たくさん感想をいただきありがとうございました。すべてを掲載できませんが、皆さまの言葉を励みに、また感想のなかにあるアドバイスを活かして、活動していきたいと思います。